コメント

最近、何度かロケをさせてもらうようになって、その中で印象に残っているのが、ロケの時にあるタレントさんから「こんなに撮影しなきゃいけないの?」と言われたこと。確かにVTRの時間に対して撮影内容が多く、20年以上キャリアのあるその人からみれば、無駄の多いロケに思えたのだと思います。その言葉を受けて、その後の撮影スケジュールを修正したのですが(私が動揺したのは言うまでもありません)、それがとても骨の折れる作業でした。なぜなら構成していた要素を削るという事は、場合によってはVTRが成立しなくなる可能性があるからです。しかもその判断を現場でしなくてはいけないのです。結局その撮影自体は無事に終わり、放送もできたのですが、その時にロケの前に自分の中でどれだけ明確なイメージを持つことができるかが大切な事だと感じました。そしてその難しさも痛感しました。
それでも自分が小学生のころにブラウン管越しに見ていた人と一緒にロケができるというのは、この仕事ならではのことだと思います。

未来の後輩に向けてメッセージを一言!

色々と大変なことも多いですが、一緒にがんばりましょう。

Block "2053" not found