スタッフインタビュー

今何年目?

6年目でディレクターとしては2年目ですね。

具体的な仕事の内容は?

ボートレースの班に所属しているので、ボートレース全般の仕事ですね。中継やディレクター、ボートレースに関するドキュメンタリーだったり。あとは企画物や番組作成がメインですね。

ボートレースの仕事で、面白い部分は?

知れば知るほど、面白いと思います。入社する前は、ボートレースの事は全然知らなかったんです。この班に所属して勉強をしましたが、ボートレーサーのストイックさとか、レースにかける情熱などを間近に見て、カッコいいと思うようになり、どんどんボートレースに魅かれていく感覚ですね。その好きなボートを、よりよく見せたい想いが、今の中継の仕事や番組の仕事につながってるのかなと思っています。

どんなところが面白い?

レースのカッコよさに尽きますね。映像で見るのも迫力があるんですけど、生で実際に見るともっと迫力があります。モーターのエンジン音、時速80kmくらいで水面を飛ぶように走るボートの姿。コーナーを旋回する時の他の選手とのギリギリの攻防なども、すごく面白いです。約3分のレースの中に、様々な人間ドラマが見えるような気がします。

忘れ難いような大変な経験は?

一番苦労したのは、新しい映像編集機AfterEffectsというソフトを会社で導入した時に、初めて僕が使うことなったんです。短期間でVTRを仕上げなくてはならないスケジュールで、使い方が全くわからない状況で、いろいろなマニュアルを読んだり、インターネットで調べながらやりました。初めて導入したので、会社で聞ける人がいないんですよ。その時に、一からやることの大変さを実感しました。あの時は休みの日も編集のことばかり考えてて、苦労しましたね。

なんとか間に合ったんですが、今ならもう少しカッコよくできたんじゃないかなという反省もあります。ただ、苦しみながら試行錯誤した結果が今につながってるのかなとは思います。

今までだったら上司の方や先輩がやってきたことを見ながら自分でも実際やってみたりとかして、身につけてきたんですけど、この時は一から自分で作り出したので、いい経験になりました。

日頃、心がけていることは?

ボート選手のインタビューをすることが結構ありますので、自分がインタビュアーになった時に、大事なことを聞きそびれないように、自分がしっかりしないと番組が巧く行かないという気持ちでインタビューをするように心がけています。

制作会社を考えている就活生に何か一言。

最初は誰でもミスは当たり前だと思うんです。ただ、それを次に活かすことができれば、積み重ねで成長できると思うので、ミスを恐れずに自分のやりたいことをやり続けていけば、いずれ自分のやりたい中継や番組ができるようになると思うので、こういうものをやってみたいという好奇心から視野を広げてもらえればいいかなと思います。